施術価格の決め方

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皆さんは、施術の価格設定をするとき

何を基準に設定しますか?
メニューが増えるたびに価格を決めるという任務

大変ですよね
そして悩みますよね
本当に・・共感します

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回は、質問に多い「施術の価格設定」について触れていきたいと思います

・価格設定に悩んでいる
・安くした方がお客様が来る気がする
・高くしたいけど、他が安い

どうしたらいい!?

このブログがそんな方のヒントになれれば嬉しいです

 

 

では
早速ですが

 

 

施術の価格設定で意識したいのは

・原価コスト
・時間
・人件費

です

細かく言えば、全ての経費を含んでいかなければ
なりませんが、今回はシンプルに下記の内容で決めていきます

・使用する材料のコスト 500円
・施術する方の人件費 2,000円(1時間で施術の場合の時給)
2時間かかる場合は4,000円になります
ここで出している人件費は参考価格です
自分で施術する場合も自分の人件費として加算します

 

 

上記の内容で原価を出しました
1時間で2500円のものを、お客様に定価で販売する、
というイメージで考えればわかりやすいですね!
2時間の場合は4500円が原価となります。

 

 

その原価に対して利益をのせて価格を決めます。
いくらのせるか?はご自身で考えていい部分なので
じっくり検討してくださいね。

例:原価2,500円 + 利益3,000 = 施術定価5,500円

 

 

例えば

私たちが普段、飲んでいるコーヒーにも原価があって
そこに利益を載せられた状態で、購入しています

 

同じコーヒーでも、それぞれお店によって価格帯は異なりますよね?

 

同じコーヒー豆で、量も同じ
では、なぜそこに差があるのか?

 

もちろん、家賃の差であったり、都会か?地方か?でも
違うと感じますよね!
今は、都会の方が価格競争で価格が安かったりします

 

例:テイクアウトの
Aコーヒー300円
Bコーヒー600円

 

Aコーヒーは無地の紙コップで、たっぷり注がれたもの
普通に美味しい

Bコーヒーはおしゃれな紙コップで、ショップのロゴつき
紙ナプキンもついて
本日のクッキーの試作(よかったらどうぞ)
ショップの情報が見れるように、QRコードもついていました

 

どちらを選ぶか?
それはお客様が決めますが

 

今回お伝えしたいのは、
「紙コップでコーヒーをテイクアウトする」とこまでは同じ
その他についているサービスのことです
(紙コップ2重、紙ナプキン、QRコード、クッキー)

もちろん、その分価格は高くなります
しかし、そのサービスによって顧客が求めている部分が
満たされます

 

そんなのいらないから安い方がいい!という方もいます
でもこのコーヒーの2つを比べてみてどうでしょう?

 

Aコーヒーに比べて、Bコーヒーの方がその後の展開がイメージできます

 

コップやロゴがかわいい場合、お客様は勝手にインスタに投稿してくれます
クッキーも、そうですよね

QRコードは情報の発信ですが、もしお客様が「いい店だな」と思ったら
すぐに仲間に共有してくれます

 

広がりの可能性は圧倒的にBコーヒーの方が
可能性として大きいことがわかります

 

本質のサービスの質を向上することも大事ですが
お客様の期待を超えていかなえれば難しい時代に突入していることは
間違いありません

 

なので、利益を確保するということは、儲かるというより
その利益をサービスに変えてお客様にまた還元して満足度をあげ
長く通っていただく、
新規にPR
という循環を生んでいるのです。

 

 

そこで、美容サロンの話に戻りますと

価格を決める際に、ぜひ施術以外のサービス内容にも目を向けてみましょう

まず、よくお客様が見ているポイントとして挙げられるのが

・観葉植物が枯れていないか?
・サロンが綺麗に清掃されているか?
・トイレは清潔か?
・サービスドリンクの食器が清潔か?
・サロンの匂い

この辺りだそうです

 

例えば美容室では、雑誌の間に髪の毛が大量に挟まっているだけで
失客の原因に。

それで、もうやだ・・と思う方がいるということですね

 

 

私たちは自然と頭の中で価格とサービスが連動しています
価格が高いホテルと
激安ホテル

「宿泊する」という行為は同じですが
価格が安ければ、期待も低い

心尽くしのサービスなんて期待しませんよね

 

高いホテルには、それなりに期待します。

 

それと同じで
施術の価格は、責任と連動します。
施術に自信がない時は、安い金額にしてしまいがち
でも、それが悪いということではありません。

私たちがやっている技術というのは
やればやるほど上手になっていきます。
そして自信がついたら値段を上げていけばいいのです。

 

もちろん、お客様は値上げは好まないので
それに伴う説明やサービスの見直しなどが必要ですが
そのようにメニューの価格をアレンジしていくこともできるので
まずは、初めの「これで行こう!」という価格を決めてやってみる

 

そして見直す

 

また決める

 

その繰り返しです!

 

いかがでしたか?
価格を決めるのは、大変ですよね

でも、自分で価格を決めれるって最高だと思いませんか?

正解がないので自分が納得するまで試せる!

一度決めたら、変えられないと思っている方もそんなことはありませんよ。
ぜひ、自分で価格を決められる環境を存分に楽しんでみてください。

 

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